宮古島
   
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       漁業 (SSD-1c)




TAB INDEX
SSD-1 第一次産業の活性化
SSD-1a 無農薬、化学肥料無使用
SSD-1b 安全な肉類や卵の生産
SSD-1c 育てる漁業、海の畑作り
SSD-1d 食料自給率を上げる
SSD-1e 食料自給率実態調査
SSD-1f 宮古島で稲作に挑戦
SSD-2

製造業の活性化

SSD-3 観光産業の発展
SSD-3a エコツーリズム
SSD-3b 自然景観とイベント
SSD-3c 国際交流・海外PR
SSD-3d 療養的滞在型観光
獲る漁業から育てる漁業への移行 (海の畑作り)
プロジェクトテーマ:
  獲る漁業から育てる漁業への移行
海の畑作りを実現させるために
   
プロジェクト キーワード:
  新しい漁業のありかた、海に負担を掛けない漁業、安定的に海の幸を摂取できるために

006
本来、海の生物にとって必要な栄養分は森から供給されますが、森林伐採による森の減少や護岸工事などによる影響で、海に供給される栄養分が減少しています。 現在日本の海岸で見られる“磯焼け”と呼ばれる現象は、上で述べた森林の状況をはじめ、地球温暖化や水質汚濁などが原因で、コンブやワカメなどの海藻類が減り、海の砂漠化が進むことをいいます。 その結果、魚や海の生物の産卵場所や生育場所がなくなり、漁獲量や海の生態系に大きな影響を与えます。

宮古島でも近年漁獲量が減少しています。 また護岸工事もよく見られ、付近の海岸は生物も少なく、イキイキとした元気な海の様子が見られません。
以下に紹介する記事が宮古島の海の生態系やサンゴ礁の保護に役立ってくれたら良いと思います。

新日鉄が開発した鉄鋼スラグを利用した、海の再生のための研究です。鉄鋼スラグと廃材チップを発酵させた腐植土の袋詰めの入ったフレーム(箱)を海岸線に埋め、不足している鉄分や栄養分を人工的に海に供給するというものです。増毛町(北海道)の実験では、半年でコンブが密生しました。 これまで、北海道をはじめ関東地方や九州各地でこの取り組みが行われています。

詳細はこちらでお読み下さい。 http://www.nsc.co.jp/eco/recycle/sea.html
(宮古島プロジェクト 運営事務局)

005
私の弟が漁師をしていますが、漁に出てもあまり魚を獲ってきません。
宮古島近海でも魚がめっきり減っているようです。 私は専門家ではありませんが、色々な情報を見ていると、魚の減少の一般的な原因は 1.) 温暖化、 2.) 護岸工事や 3.) 森林伐採などによる環境の変化、 4.) 海底ゴミなどによるもので、宮古島の場合それに、5.) 畑から流れる農薬の害が加わるのではないかと思っています。

最近見たテレビ番組からの情報ですが、四国の海でここ15年程の間にサンゴが激増しているそうです。 元々この海にサンゴはいなかったそうで、逆に以前いた魚がいなくなっています。 温暖化で、南に生息していたサンゴたちが少しづつ北の方へ移動しているんでしょうか?
次に問題なのがゴミです。 人々がポイ捨てしたゴミが川から海に流れて来ます。 瀬戸内海の海底ゴミの量が1万3000トン以上。 ポリ袋35%、布17%、漁具10%、缶詰10%などで、特にポリ袋は海底に沈み空気の循環を妨げます。 以前は漁師さん達も網にかかったゴミをまた海に捨てていましたが、(ゴミの処理費を負担しなければならなかったから)、現状を改善する為に岡山県が「海底ゴミステーション」を設置して海底ゴミの収集ができるようになりました。 
宮古島の場合も結構な量の漂着ゴミが毎年流れてくるし、生活ゴミと合わせて宮古島近海の海底にも沢山たまっているんじゃないかと思います。 一度きちんとした海底ゴミの調査をするべきだと思います。

高度成長期、建設資材に使われる海底砂の採集のあった場所は、20年たっても生き物が生息していませんでした。 それでその場所に砂を埋め戻すと2年ほどでウミウシ(水が綺麗な所に生息)とナメクジウオ(海の環境のバロメーター)が生息していました。 元の環境に戻すと、また生物が住むようになるんですね。
護岸工事も大きな原因の一つです。森や川から栄養素が流れてこなくなり、豊かな海が形成されなくなり魚が育ちません。 宮古島でも護岸工事が目につきます。
香川大学の行っているハイテク漁礁の研究で、人工的な漁礁で魚を育てる試みがなされています。それから“海のゆりかご”と言われている“アマモ場”を復活させるためアマモの種まきや株植えなどもしています。温暖化は止められなくても、護岸工事、農薬の海への流出、ゴミ問題など魚が減少するにいたる人為的な原因は、私達の努力で変えることができるはずですし、また改善しなければ、近い将来宮古島で魚が食べられなくなるかもしれません。 魚が生まれ、育つ環境を私達が作り上げなければいけない時期に来ていると思います。 
きちんとした宮古島近海の状況調査や人工漁礁の設置などの研究も早急にしなければいけないと思います。
 幸子
004
これまでの日本では常に斬新で経済的飛躍に結びつくものだけが評価されてきた。 地方で本当に自分達のためになると分かっていても、ほんの僅かな飛躍のためには行政も金融機関もサポートしてもらえなかった。
ただここにきて気付くのは、大城さんのいう自立精神だと思う。自分達のできる範囲で進め、進化させて結果出すのが本当に自分達の子孫のために伝えるべきノウハウなのだと。
そのようにして得ることのできたノウハウは、私達よりさらに多くの戦いのある日本各地の離島や海外の島々でもすぐに使え、助けとなるはずです。 (たばた)
003
離島や遠隔地で養殖を考える場合は、あくまでも地域の消費専用で考えたほうが良いのではないでしょうか。周辺海域のエコシステムに負担をかけることなく、しかも多くの投資を必要としない方法です。 特定業者だけでなく、その気になれば誰でも参入できる方式を考えたいです。
これまでは、新しい方式というとより効率よく大量生産、大量収穫を得る方法だけに注目が集まっていましたが、これからは、「自分達や地域に供給することで、ある程度の収入の支えになる」 というのが最も理想的な養殖の有り方と考えます。
研究者の人々の感心がこの方向に向いてくれると、この理想を実現する多くの方式が見つかると思います。 (高橋)
002
育てる漁業というとまず養殖を考えますが、わたしはより長い年月での育てる漁業も並行して考えたいと思います。
それは、魚の種類が多く集まるラグーン作りです。 各島の入り江からより条件に適した入り江(ラグーン)を選定し、魚の集まりやすい条件を整えていき、数十年の歳月をかけて回遊する魚の種類と総量を増やす計画です。
世界の新しい技術と環境対策を施した、漁礁の実験基地を宮古島に作りたいです。
(やす)
001
育てる漁業というとすぐ赤潮被害や飼育地域の海底に溜まる食べ残し餌のヘドロ化など、珊瑚礁海岸では厳しい課題が多いようにも見えます。
しかし、発想の転換により、海底を汚すことなく育てる魚介類や藻類の養殖は無いのでしょうか?
牡蠣のように、食べる目的でなくとも海水浄化作用だけの目的でも充分に効果を挙げてくれる素晴らしい貝もいるのですから、島の美しい海を汚すことなく海洋資源を増産する方法があるはずです。

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