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   第一次産業の活性化 (SSD-1)
TAB INDEX
SSD-1 第一次産業の活性化
SSD-1a 無農薬、化学肥料無使用
SSD-1b 安全な肉類や卵の生産
SSD-1c 育てる漁業、海の畑作り
SSD-1d 食料自給率を上げる
SSD-1e 食料自給率実態調査
SSD-1f 宮古島で稲作に挑戦
SSD-2

製造業の活性化

SSD-3 観光産業の発展
SSD-3a エコツーリズム
SSD-3b 自然景観とイベント
SSD-3c 国際交流・海外PR
SSD-3d 療養的滞在型観光
第一次産業活性化に関するプロジェクトテーマ
 


社会情勢等の変化により、国や県からの予算が減らされてきたらどうなるのでしょうか?
このような状況がすでに起きつつあります。 これまで潤沢に配分されていた予算が遮断されたら、離島の会社は倒産し、ただでさえ高齢と共に活気を失ってきている農業・漁業も崩壊するのは明らかです。

このようなことになる前に、自立型の経済に移行していかなければなりません。 そのためにはまず食料の自給率を上げるなど、第一次産業の活性化が重要です。
日本の食料自給率は約40%と先進国の中では最低であり、沖縄県は更に低く 28%前後です。
食料の大半を輸入、移入に頼っているかぎり、外国での異変(戦争、国交断絶、気象等)や国内の流通のトラブル等で、ある日突然島に食料が入ってこなくなる可能性があります。
たとえ情勢がどのように変化しても、食料の自給率を高め、独自の島内備蓄システムが機能していれば何とか生きていくことが出来ますし、独自の産業を展開する道も開けます。

そのためにも第一次産業を育てていく必要があり、それに付随する加工・製造業を採算性の高い企業へと成長させることです。
政府依存型の経済を脱却出来る産業を発展させることで、初めて外圧にも負けない強い独自性を発揮でき、島民も誇り高く生きていくことが出来ます。

   
第一次産業で自立の道を探しましょう
 
第一次産業(農業)の活性化を訴えると、多くの農業従事者あるいは経験者は、「農業のみで食べてはいけない。 農業は割りに合わない」といいます。
確かに安い輸入作物、食肉に押され農業で生計を立てるのは、厳しいものがあると思います。 (おまけに重労働で病害虫、野鳥、野ネズミ、台風、干ばつとの戦いを強いられている。) しかし、全国ではアイデア次第で第一次産業とそれに関連する製造業などで成功している地域も数多くあります。

例としてテレビでも紹介されることの多い、長野県の川上村があります。 船井幸雄氏の著書 「まちはよみがえる」 によると、川上村の農家はほとんどが高収入で村には高級住宅が立ち並び、道には高級車が走って、子弟にも高い教育が施され、都会で大学を卒業した若い人たちが村に戻り、農業を継いでいるとのことです。 過疎化や後継者不足と無縁なもの
なのです。川上村は昭和の半ばごろまで極めて貧しい村であったそうです。 その理由は農業を主産業としながら、もっとも低いところで標高1100メートルという高地にあり、厳しい寒さに阻まれて耕作できるのは夏の僅かな3,4ヶ月という農業に適さない過酷な条件を課せられたからです。
しかし、川上村では「この土地に何ができるか?」と農民、農協、役場など村全体で知恵を絞り農業の近代化、機械化情報化を進めレタスを主とする「高原野菜」で成功を収めたのです。
夏場になって平野部でレタス栽培が出来ない頃、川上村のレタスが市場にどっと流れ込む構図です。 夏しか耕作できない厳しい自然環境を逆に利用する発想です。 
注目すべきは、農業の情報産業化と村民の一致団結だと思います。 パソコンを駆使して24時間の気象情報、市況速報などの情報を取り込み、それらを基に村全体で生産調整を図っているとのことです。川上村はレタスで繁栄を築いているわけですが、それが何時まで続くか保証はありません。 しかし川上村の強みは 「人」です。 知的財産です。 外の世界を知る進歩的な後継者が増えたことで、外部の情報を積極的に導入し、常に新しいチャレンジが出来ることで、あらゆる危機を乗り越えることでしょう。川上村を村おこしの一つの例として紹介したわけですが、私達の宮古島においても、アイデア次第で島おこしをすることは可能だと思います。 せっかく与えられた亜熱帯気候を最大限に利用する農業、目の前の海を利用し、栽培あるいは養殖漁業を展開し、それに関連する製造業で島おこしを図るというのはどうでしょう?
成功するために大切なことは市民、行政、農協、漁協が一つの目的に向って一致団結すること。そしてあきらめないことだと思います。

ひとつ気になるのは、他の生産地でもよく行われていることですが、川上村でも野菜の価格を安定させるため、時には大量の野菜が廃棄されることです。 レタスを商品と考えると止むを得ないかもしれませんが、やはり食べ物であることを考えると古い人間の私には抵抗があります。
しかし、川上村でもこのことを気に病んで何とか廃棄野菜を加工し、利用しようと私財を投げ打って研究している人がいるとのことです。 私の理想とするのは、食べ物のムダを無くすための地産、地消をめざし、あまった食物を移出あるいは加工して移出することです。 
(宮古牛を移出し、島民は安い輸入肉を食べるなんて変ですね。)

このことを可能にするためには、やはり先に述べたように、島民が一致団結し、決してあきらめないこと。 そして高い知識をもつ後継者を育てることだと思います。
そして将来は、大量消費の贅沢を目指すことなく、それでいて心豊かなうるおいのある生活を実現できると信じています。
宮古島を理想の島として世界に発信することを夢みています。 (大城)
   
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