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       環境プロジェクト (ENV-Top)

 
HOT ISSUES
深刻な中国大陸からの汚染粒子の越境移流が懸念されているが、県内では1月31日に呼吸器に影響を与えるとされる微小粒子状物質(PM2・5)の日平均値が、県管理の9測定局のうち8局で国の環境基準(1立方メートル当たり35マイクログラム)を上回ったことが1日、分かった。
( 熊本日日新聞 2013年 2月2日 ネット版より)

このような記事がありましたが、九州大学応用力学研究所が開発した化学天気予報システム(CFORS) によって予測されたアジア域における黄砂や大気汚染物質の推定分布をみますと、これらの越境移流による大気中のエアロゾル(黒色炭素のすす・有機物・硫酸塩エアロゾルの合計) が、宮古島を含む沖縄諸島にも届いていることが確認できます。
TAB INDEX
ENV-1 珊瑚礁と海岸資源の保護
ENV-2 島の景観と植物の保護
ENV-3 水資源の安定供給
ENV-4 海岸漂流物の処理
ENV-5 森の造成
ENV-6 グリーンエネルギーの導入
ENV-7 包括的環境問題
   

の写真は、九州大学応用力学研究所の予測システムによる、2013年2月2日の状況です。 今後は、先嶋地域でも環境省大気汚染物質広域監視システムや、九州大学応用力学研究所大気変動力学分野研究室などの公開データにより、継続的に汚染粒子の動きをチェックをしていく必要が有ります。


「PM 2.5」 とは:

“硫酸塩エアロゾル” のことで、中国の大気汚染物質である硫酸塩エアロゾルの濃度が高い時は、空が青くても、眼と気道に刺激を感じ、ひどい時は鼻水や咳が出ます。鼻血や結膜炎が出る人もいます。

硫酸塩エアロゾルは、花粉にも付着して、花粉症の症状を悪化させます。 また硫酸塩エアロゾルは、化学反応で 発がん性物質に変化するそうです。
 
 
 
ランドサットから見た宮古島の自然


大きなサイズは、PDFで見ることが出来ます。  USGS Miyako Island

(Photo Courtesy: USGS Earth Resource Observation and Science Center)
この写真は、観測衛星 ランドサットが、宮古島上空を通ったときに撮影した写真の中でも、特に雲が少なく、良い条件で写っているものです。 まだ、研究のためのフィルターや、着色をしていない、宇宙から見たままの宮古島です。

池間島の北に広がる八重干瀬(やびじ)のサンゴ礁群のようすもよくわかります。

でも、こうして宇宙から見ると、宮古島周辺のサンゴ礁の分布が、思ったより少ないと思いませんか? 

もうひとつ、この写真を見てわかることは、ものすごく緑の少ないことです。 大野山林と、池間島の池間湿原、下地島空港の西側に、まとまった緑地が確認できますが、あとは点のように小さな森が、畑地と市街地の中にあるだけです。
私たちの自然の中に、もう少し緑が多ければ良いのですが・・・・・・
 
 
 
偏光スペクトル分析による宮古島の植物分布
この地図は、上のような宮古島の衛星写真をもとに森や植物の分布と、その広さを知るために、偏光スペクトルやNIRバンドなどの光学センサー技術を用いた写真データを使用し、宮古島キッズネットが教材用に編集し、より見やすいようにフィルター処理と3D加工をしたものです。 この写真からは、宮古島のどこに木や植物があるのかがわかります。 


大きなサイズは、PDFで見ることが出来ます。  

(Original Photo Courtesy: esri ArcGIS System)
 
 
光学センサー分析による宮古島の植物群生状況
最近の衛星写真をもとに、宮古島キッズネットが独自に光学センサーシステムを使って作成した、狩俣から池間島にかけてのデータ写真です。

これはグレースケールでのデータ収集写真ですが、実際には幾つかの異なる波長のカラー・フイルターで確認しながらの作業です。

海岸の植物群生状況を調査するためのもので、データ処理したこれらの写真を拡大し、調査対象の海岸を 100m単位で植物の群生面積を記録していきます。


この地域だけでなく、宮古島の全ての海岸線で記録を続けていくことで、今後の宮古島の海岸線の開発の過程を詳しく知る事が出来ます。
 
 
 
環境に関するプロジェクトテーマ
宮古島の現状について考える時、豊かな自然が急速に失われつつあることに危機感を覚えます。
土地改良の名の下に畑地が海岸線まで迫り、農薬や化学肥料の成分を含む赤土の流失が懸念されます。
また、「山が死ねば海が死ぬ」というように、本来雨などにより森林の豊かな栄養分が海に届き、植物プランクトンが増え、海の食物連鎖を支えるはずなのですが、海岸線沿いがコンクリートで固められているようではそれも難しいことです。

一見美しく見える島、青い海、白い砂浜・・・  
しかし、生態系には異変が生じ、動植物や海洋性生物が激減しているのです。
古代文明(エジプト・インダスなど)が繁栄した土地は、森林を伐採し破壊し尽くしたために、ことごとく砂漠化したと言われています。宮古島もこのまま無計画な伐採を続けていけば、この先どうなっていくのでしょうか。

水質についてもいくつかの問題点があります。
宮古島の農業は地下ダムによって「水無し農業」から脱却出来ましたが、島全体で使用される農薬や化学肥料の多さから、地上と地下の水の循環の中で汚染されることがないのかどうかも気になるところです。
また、下水道が完備されていないことから、汚水が地下や海に流れ込んでいることを考えると、早急に取り組まなければならない問題です。

二酸化炭素の排出による地球温暖化や海水の酸性化が進んでいることを考えると、宮古島でも極力二酸化炭素の排出量を抑えなければいけないと考えます。
そのためにグリーンエネルギーを積極的に導入し、将来的には100%供給できるようになることが理想です。
幸いにも宮古島市が国から「環境モデル都市」に選定されているというこのチャンスを生かし、国内のみならず世界的なエコアイランドのモデルとなるよう島民一丸となって取り組んでいきたいものです。

この宮古島の豊かな自然を取り戻し、次世代に残していくために環境を総合的に整え、自然と共生する道を探っていきましょう。

各研究プロジェクトにつきましては、右のプロジェクトクラスターよりお入り下さい。
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